ハードディスク・SSDがいっぱいになる問題を解消する
エッチなサイトを巡回して、ハードディスクがいっぱいになって困ったことはありませんか?
例えば、私の使っているPCは256GBのSSDを搭載しているのですが、OSと必要なソフトをインストールすると、それだけでパソコンの記憶容量が結構埋まってしまいます。そこに、数百メガ・ギガバイト以上の動画をダウンロード保存していくと、あっという間にPCがパンパンです。
私のPCはエロサイト巡回専用機ではないので、他の作業ができなくなるのは困ります。家でちょっとした仕事をすることもあるので、ワードやエクセルで作業もするからです。何より、SSDやハードディスクがいっぱいになっていると、新規開拓ができないのが困ります(笑)新しい動画が保存するための、スペースが残っていないからです。
今回は、以前の私のように、「カリビアンコム等のアダルト動画サイトに興味があるが、ハードディスクがいっぱいになると困る」という方のために、ダウンロードした動画をどのように保存・管理していけば良いかということについて書きたいと思います。
では、まず記憶媒体のコストについて比較します。
HDD・BD・DVD・SDカード・USBメモリのコスト比較
次の表で、通販サイトで売れ筋の外付けHDD(ハードディスクドライブ)・BD-R(ブルーレイ)・DVD-R・SDカード・USBメモリーの価格を比較しました。1ギガバイトあたりの価格が一番安いのは、ブルーレイ、次が外付けハードディスクとなりました。SDカードや、USBメモリは便利なツールですが、コストがHDDの10倍かかるので今回の用途に使うには高いですね。したがって、以下の記事は、ハードディスクとブルーレイ、DVDの3種類で比較していきます。
価格 | 容量 | 1Gあたり | |
---|---|---|---|
BUFFALO 外付けハードディスク 3TB | 9,980円 | 3,000GB | 3.3円 |
三菱化学 Verbatim BD-R 50枚 | 2,580円 | 25GB(片面)×50枚 | 2.0円 |
三菱化学 Verbatim DVD-R 50枚 | 1,270円 | 4.7GB(片面)×50枚 | 5.4円 |
Transcend microSDXCカード 64GB | 1,980円 | 64GB | 30.9円 |
Transcend USBメモリ 32GB | 1,380円 | 32GB | 43.1円 |
HDD・ブルーレイ・DVDの保存容量の比較
カリビアンコム動画データの大きさ
動画の長さにもよりますが、画質別のデータの大きさは次の表のようになります。
1080p (Full HD) | 720p (HD) | 480p (SD) | 360p | 240p | |
---|---|---|---|---|---|
解像度(px) | 1920×1080 | 1280×720 | 852×480 | 640×360 | 426×240 |
一本のファイルサイズ (平均) | 1.8GB | 600MB | 450MB | 220MB | 180MB |
HDD・ブルーレイ・DVDには動画が何本入るか?
エロ動画は大き目に表示して見るのが一番楽しめます。PCの全画面表示でキレイな画質で見るにはFullHDかHDの動画で保存するのが良いですね。そこで、カリビアンコムのFullHDとHD動画をHDD・ブルーレイ(BD)・DVDに1つに何本保存できるかをまとめたのが次の表です。HDDは1600本以上のFullHDを保存できるのに対し、DVDはたったの2本です。
FullHD(1.8GB) | HD(600MB) | |
---|---|---|
HDD(3TB) | 1666.6本 | 5000本 |
BD-R(25GB) | 13.8本 | 41.6本 |
DVD-R(4.7GB) | 2.6本 | 7.8本 |
HDD・BD・DVDの使い勝手を比較する
では、次に使い勝手を比較してみます。
保存作業のしやすさ
例えば、上の表で紹介した外付けHDDは3TB(3000GB)の容量があります。PCにつなげば上限の3000GBとなるまでどんどん動画を保存することが可能です。
一方、DVDは一枚4.7GBと容量が少ないので、大量にデータを保存するには、こまめにディスクを入れ替える必要があります。例えば、FullHD動画を1000本保存するには、380枚以上のメディアが必要になってしまいます。
また、4.7GBの容量に収めるようにするために、どの動画を1枚のディスクに入れるのか計算も必要となります。自分はこの点が一番面倒に感じます。
これは、BDも同じことでしょう。DVDより容量は多くなったものの、まめにディスクを入れかえたり、容量内に収めるために計算が必要であることには変わりありません。
したがって、動画を保存する作業のしやすさを考えると、外付けハードディスクを使用するのがオススメです。
管理のしやすさ
管理についても、ハードディスクに軍配があがります。
BDやDVDに保存した場合、ディスクの枚数は数十枚、数百枚になるでしょう。
HDDはPCにつなげば何が保存されているのかをすぐに探せるのに対し、BDやDVDの場合は、1枚ずつPCに読み込ませて中身を確認しなければならないので、とても面倒です。ディスク自体に中身を印刷しておけば、少し見やすくなりますがHDDの便利さとは比較になりません。
よって、外付けハードディスクを使用するのがオススメです。
バックアップのしやすさ
ハードディスクはバックアップ作業を1回行えば良いのに対し、BDやDVDは大量のディスクを中身を確認しつつコピーする作業を繰り返さなければなりません。膨大な時間と手間がかかります。したがって、バックアップのしやすさから考えても外付けハードディスクを使用するのがオススメです。
結論:動画保存には外付けハードディスクを使用する
まず、ハードディスクは、コスト面から考えて優秀です。1ギガバイトあたりのコストも一番安価なDVDに遜色ないくらい財布に優しいです。また、使い勝手においてもハードディスクの圧勝です。なお、どのメーカーの機種を使えば良いかですが、価格コムやamazon、ヨドバシカメラ等で上位にランキングされているものから選べば良いでしょう。PCに詳しくないという方には、BUFFALOやI-O DATAの製品がオススメです。
参考:記憶媒体の寿命とバックアップの方法について
ハードディスク・DVD・フラッシュメモリの寿命はどのくらい?
ハードディスク・光学ディスク・フラッシュメモリの寿命は次の通りです。大切な動画を消してしまわないように、読み取り不可になる前にバックアップをとりましょう。
外付けHDDの寿命(耐用年数)は1万時間(3~4年)くらいです。大きな衝撃と熱が弱点でで、長期間使用していると、ダメージが蓄積されていきます。
管理状態によりますが、3~5年で読めなくなったという報告があります。高温による変形、紫外線・湿度・油によるディスクの劣化が原因です。
フラッシュメモリが使えなくなる原因は、「書き換え回数が上限に達した時」と「長期間使用しない」ことです。4~5年放置でデータが消えてしまう場合もあります。
バックアップの仕方
PC上で単純にドラッグ&ドロップやコピーすると作業に膨大な時間がかかります。私は、作業予定時間に20時間と表示されて驚いたことがあります。市販のバックアップソフトや、窓の杜・VECTOR等でダウンロードできる「同期・バックアップ」のフリーソフトを使うと良いでしょう。
以上です。
動画を安心して保存できる体制をつくって、どんどん高画質ムービーをダウンロードしていきましょう。